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幻想郷日記 その2 後編 

一度メモ帳にでも書き貯めてから書いたほうがいいのかな?

にしても文章打つのがこんなに労力のかかるものとは・・・

死ねる

鞘に結界を展開するのに二日かかり、その間起きだしてきたレミリアに宿代だとしこたま血を飲まれる。俺が名前を呼べばそいつの能力が上がる。恐怖と畏怖の念をこめて。そのためレミリアは散々弾幕ごっこでいびり、プレッシャーをかけて恐怖させてから血を飲む。

「・・・リアルルナティックどころかリアルエクストラなんだが、どうよ?俺ノーマルですらパチェリー越えしてないんだが。鹿島の名札付けてもって来たフツノ持って弾よけるのが精一杯なんだが。しかもそれがいっぱいいっぱいなもんだがら実力の差がありありと見えるんだが。」

「精進なさい。3分持ってきたんだからいいじゃないの、実力が上がっている証拠よ。何より私も調子がいいし。」

紅魔館のテラス、夜空に浮かぶ月の光に照らされてレミリアは笑う。普段は12歳の少女の姿なのだが、俺の力に増幅されて、二十歳ほどの女性の姿になっている。咲夜の彼女を見る目がヤバイ。

(綺麗美しい通り越して妖艶なんだが、俺の感覚からすると)

幻想郷日記 その2 後編

鞘も作り終わり、家路に着く。途中、人里によって羊羹を買ってかえる。

酒を買って完成祝いと行きたいが、あいにく酒に弱い。

「ならせめて、甘味で祝うとしようか。」

「じゃあ私も同席しようかしら。」

そういいつつ、家の玄関を開けると、天敵がいた。

「不味いわね、もっと練習しなさいよ。」

「藍と比べるな。九尾の大妖狐と俺とじゃ比べもんにならん。ましてや外に毒された奴にうまい入れ方など。咲夜さんと慧音先生に入れ方習って練習してる最中だ、文句は言わんといて。」

自分で入れた茶の感想が、一発目からこれである。もっとこう歯に布着せることは出来ぬものか。

「で、また新しい剣を作ったそうだけど?見せてくれないかしら?」

「あいよ。機殻ソードフツノ、ver.1。現時点での俺の最高剣。ラストスペルカード扱いだ。でまたって何だまたって。フツノとカグツチと阿武さん(偽)に風神剣そしてアイスソード以外で作ってないよ剣は。あと光纏って打ち出す馬上槍だが、ありゃパチェ指南の魔術の産物だ。」

「十分じゃないの。へえ、フツノ、布津の御魂の剣切り裂きの剣。皇室の神剣と同じ名前ね。」

「夢に出てきたから作れって理由で作ったんじゃないよそれは。区切りだ区切り。ここへきてそろそろ二年。力を確立して一年。節目としての旗剣だよそれは。最初はすごかったからねー、カグツチは。鉄の板持っても火傷して、こぶしで鍛錬したら血が出て握りから皮膚が焼けて引っ付いて挙句手が炭化して。まさしく生みの親を傷つける火の魔神。血肉を捧げて造ったから手を離れてもまだ火噴いてるし。」

そういいつつ手を見る。たっぷり治療用の水を用意して回復魔法の名を唱えて治療したとはいえ、まだうっすらと傷が見える。

「来たばっかの時にルーミアに腕とハラワタ食われて必死に逃げてた位に苦労した。」

「そうね。懐かしいわねーその話。それでチルノに助けを求めて土下座して。」

「この先頭があがらんなぁ。一面二面の雑魚でチルノなんか⑨呼ばわりなんだが、実際やってみると避けるの下手だわ体力持たんわ・・・。」

あれは苦労した。なめてかかったから自業自得だが。

「で?今日来た理由は剣の鑑定か?それともどういうつもりなのかか?」

「もちろん、造った意思よ。カグツチに阿武、馬上槍。それでも過剰なのに何故それほどまでに力を求めるの?」

「突き進む限りどこまでも。それに何より、だな。」

薄く笑う紫の目を見る。こればっかりは言わなきゃだめだ。

「まだ見るんだよ。ルーミアに食い殺されかけた時のことを。それさえなけりゃのんべんだらりと暮らしてるよ。」

「つまりは死への恐怖と逃避。その程度なのね。」

「情けないことに。ま、男の子なんだから天辺目指してがんばるのはいいことじゃないか。」

「男の子って年かしら。」

「なら悪童だ。年齢ネタならやめてくれ、しないから。外の会社で頭いたい目にあったから。」

ちゃぶ台に突っ伏して頭を抱える。思い出すだけで怖気が走る。

「いったい何があったのかしらね?」

「どんな風になっても女の子は女の子だと言うことだ。深く言うと他人のプライヴァシーに触れるので割愛する。一言で言うと」

顔を上げると年齢不詳の美人がいる。なんだなんだと言う顔で見ていた。

「綺麗だよな、紫。あとこの郷の連中も綺麗どころが多すぎだ。」

片っ端からあげてみるか。

博麗霊夢に霧雨魔理沙、慧音先生に焼き鳥屋。レミリアに咲夜さんに美鈴にパチェリー。プリズムリバー三姉妹、小町に映姫、幽香。秋姉妹。ざっと思いつくだけでこれだけいる。

「綺麗な女の子の知り合いが増えたなあ・・・」

虚ろな声になる。さすが幻想郷だなあ。

それをあきれた目で見る紫。

「ま、いいや。自衛以上の相手は相手先がいるからむやみに誰かを傷つけないと言うここでひとつ。その誰かに妖怪も妖精も含めて。」

「それでいいわ。いらぬ混乱を起こさないことが一番よ。」

そういって隙間を開く。相変わらずいろいろ在るな。

「ご馳走様。次来るときまでにはもっと上手に入れられるようになりなさいな。」

「はい、わかりました。」

「さて。」

寝室に入り、フツノを他の武器に並べて見る。

「ま、これからよろしく。」

鈴の音がいくつも響き、答えた。

 

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