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幻想郷生活 その1

これは最近流行の東方二次創作小説です。

しかもチラ裏レベルです。

そういうのがいやな人、森近 霖之助以外の男キャラは不要!と言う人は勘弁してください。

まったく問題ない人、之からよろしくお願いします。

さて、これに始まりますは東方プロジェクトの二次創作。

読んでも読まなくても別に構わない駄文小説にございます。

皆様、お手をとって・・・

「あんまり堅苦しくしなくてもいいんじゃないかな?」

日記の文に突込みとか勘弁ですよけーね先生・・・。

幻想郷生活 その1

朝日に目が覚めて布団からおきだす。

ここに来る前は一時間ばかり布団から出ずに惰眠を貪っていたというのに、とっとと起きて台所に向かい、顔を洗う。

「今日は山に入って砂鉄集めるか」

前々から考えていたことを実行に移すべく材料の在庫を確認し、足りないと思い一人ごちると大き目のかばんを背負い、春の青空広がる外へ。一日の始まりである。

俺の名は恵比寿。わけあって名前を変えている。ここ幻想郷に着てそろそろ一年半になろうか、二年になろうか。ありきたりな入郷理由でこの郷に来て、この郷で職を持ち、暮らしている。本当は恵比寿なんてダサい変な名前ではなく、親からもらったありきたりでは在るが立派な名前があったのだが、手に入れた力の代償に泣く泣く封印することになってしまった。最初はイイ能力キター!とはしゃいだものだが、その使い勝手の微妙さ加減に振り回され、現在に至る。郷の人には恵比寿だの名無しだのと呼ばれている。

その力とは、”名前に力を与える程度の能力”である。

意味が解らないだろう。名前に力を与えるとは。しかし、たとえ話をすれば解るだろうか?名前とは、ありとあらゆる存在に付く物である。役職であれ、架空の存在であれ何にでもつく。そして力を与えるとは、力を宿らせることである。

単純に命名で例えよう。

子供のごっこ遊びで棒切れに光の剣と書く。そうすると光属性の剣となり敵をやっつける。

ガンダムで例えよう。ジオン軍のMSパイロットになってこう聞いてみよう。

「ガンダムが来た!」

これで逃げない奴はもぐりだ。何しろ連邦軍の白い悪魔だもん。逃げないほうがどうかしてる。とっとと逃げるか仲間を呼べ。だが何故逃げるのか?それほど怖いのだろうか?

怖いのである。彼のその実績がそうさせる。その実績による威光がそれを知るジオン軍MSパイロットに恐怖を招く。そしてその恐怖が自らの敗北を連想させる。

ウルトラマンシリーズで例えよう。右手を立てて左手を水平に、そして左手の指先を右手のひじに。

「スペシウム光線!」

これは手から光を放つ技だ。そして敵を倒す。そうなってる。監督がそう決めた。

しかしそれらは全て架空のものだ、現実ではない。しかし俺は違う。

木の棒に光の剣と書くと光で出来た剣となり、ガンダムを名乗り指鉄砲を作るとビームライフルとなって目標を撃ち、手を交差させてスペシウム光線と叫ぶと光が放たれる。

そんな力の為、自分の元あった名前を使うと、その名前は突き詰めると海に行き着く事となり、海そのものとなってしまうので却下した。だからといって海に流された出来そこない神の成れの果ての名前を名乗るのもどうかと思うが。

どうせなら全ての神を統べる存在の名前つけてもよかったじゃないかよう親父様。

と、最後に本名名乗った日の晩に月見酒と洒落込みながら愚痴ったのだった。それもどうかと思うが。ゆえに、出来そこないで何も力を持たない神様の成れの果てを名乗り力をセーブして仕事のときにはその力にあった神様の名を名乗ったりしているのである。

「おはよーえびすー」

と、考え事をしながら山道を歩いていると緑の帽子をかぶった少女が現れた。

河城 にとり、幻想郷の河童である。仕事に鉄を多く使う以上、彼女らとは仲良くしたほうがいい。何しろ彼女たち、外の機械に興味を持ち、作ったりしているのである。そして自力でロボットアームなんぞをこしらえている。その技術力は侮れない。

香霖堂なんかへ一緒に行って道具の説明なんぞしていると眼をきらきら光らせて見て来るので、ついつい話し込んでしまう。そして壊れて使えないと知って落ち込む森近 霖之助を見て苦笑する。

「にとり、おはよう」

「今日も早いね。また鉄取りに来たの?」

「応。そーろそろ新しい武器作ろうかってな。かなり大量に取りに来た。また案内してくんね?キュウリにつける味噌、たくさん作ってきたから。」

よっしゃ!と気合を入れるニトリを先頭に進んで行く。キュウリに味噌は鉄板です。蜂蜜は邪道とは言わないが、包丁で切れ。手で折るな。

昼間で採掘し大量に鉄を入手した後、川に出てにとりとキュウリをかじる。川の水にさらしてよく冷えている。

「ご飯や酒が欲しくなるな畜生。焼きおにぎりもっと量産するんだった。」

「しっかり働いた後はおなかがすくからね。仕方ないよ。」

とか言いつつ持ってきた焼きおにぎり20個をぺろりと平らげて、下山する。

「またな。出来たらまた来るわ。見せびらかしに。」

「いいの作ってね。実用性高すぎるのが多くて気合はいるよ。」

妄想の産物だ、とかえしつつ道を行く。

さて、作るか。俺の力をフルに使った神の剣を・・・!

家に帰ると、郷の人が家に来ていた。

「こんにちわ、恵比寿。仕事もって来たよ。」

「こんにちわ、田吾作さん。どんな仕事ですか?」

聞けば、農具への名前入れらしい。田起こしの前の時期にくわやすきに名前を書くのだ。農耕神の名や丈夫を意味する名前を書き込んだり彫り込んだりすると、好く耕す事が出来る。去年はその頃まだ力を発現していなかったので出来なかったが、秋の収穫の前に鎌に好く切れるように名前を書いたり彫り込んだりしたら、ものすごく受けた。うわさを聞きつけた人で家はいっぱいになりそれまで絶望視していた冬を越すことが出来るようになったからだ。どんなって?服だよ。暖房系の神の名や術式の名前書こうにも汚れてしまうし、糸で刺繍しようにも足りないしでさ。後食べるもの。親元で暮らしてたのがいきなり一人暮らしはきつい。

今日明日でいいから在るだけの農具に名前を彫り込んで欲しいらしい。

田吾作さんに了解の意を伝え、早速仕事に出かける。武器を作るのは明日かあさってか・・・。

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